Oh,my DAT!

神経内科通院と薬服用記録、過去の恋愛失敗談やその他を不定期で書いています

茶髪医師の苦悩と奮闘

20代の頃に社会人サークルで知り合った茶髪野郎。
近所の救急指定病院に勤務する若手医師でした。
チャラいノリと見た目とは裏腹に真面目野郎、且つ
「好きな女のタイプは腕にリスカ痕がある子」
という変わり者だった彼は
知識も幅広く話も面白いので
純粋に飲み仲間として仲良くしていました。


最近どうしているのかと思い検索してみたら、
その後学校に入り直し新たな専門知識を培い
現在なんと精神科の医師になっていました。
理想的な女性がわんさかいる職場ではないか✨
でも実際の結婚相手は趣味つながりの女性の模様。


・・・なんて面白おかしく書いてしまったけど、
当時救急で日々自殺未遂で運び込まれる人たちの
治療をしている事をボヤいていた事もあったので
彼なりに何か強く思うものがあったに違いありません。


だからって根本からどうにかしようと考えて
更に行動に移すのがスゴイ。
これまでのキャリアも無駄になるかもしれないし、
とても勇気のいることだったはず。
マジでアイツすごいわ。
(もしや好きな女性のタイプがアレだったのは
「医者に群がる金目当ての女避け」
の方便だったのかな?!)


心の病気は身近な病気なので他人事ではなく
私もいつお世話になるかも分かりません。
鬱病の人をばかにしていた友人が
その数年後に鬱病で亡くなった事もあります。


精神科のお医者さん方(に限ったことではないけど)には
この専門科を選んでくれてありがたいなって思います。
きっと昔に比べて患者さんも増えてるし
多様化してるから大変かもだけど、
一人でも多くの患者さんが救われますように。
そして彼と出会ったラッキーな患者さん達が
彼と心を通わせていく内に気持ちが楽になったり
社会復帰できたりしてたらいいな、と切に願うのです。

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