病気とは無関係な投稿です。
20歳中盤の頃の出来事を吐き出します。
自分自身たいした人間でもないくせに、テレビで見た「究極の選択!貧乏イケメンvs金持ちブサイク」みたいな特集を見て「いやいや、絶対前者っしょ!」とか言っていました。
そんな折、飲み会で知り合った全然タイプでも何でもない年上の男性に誘われて、断り切れず2人飲みをすることに。
30代ながら会社役員だという彼は高級外車で颯爽と現れ、敷居の高そうな創作料理屋で次から次へと注文し、偶然居合わせた部下に気前よくビールをおごったり、トイレに行ってる間に会計済みになってたり...なんてバブリーな。
気持ちよく飲みながら、この人私に気があるのかしら...と思いきや
「そうそう、俺ね、おととい入籍したんだ♪」
( ゚д゚)ポカーン
なんの躊躇もなく、まるで「給料日だったんだ」程度のノリで大した事でもないように言ってますけど。さっき部下におごったのは口止め料ですか...?
そもそも飲む約束したのは前の週。おととい入籍したばかりの男がですよ、他所の女をサシ飲みに誘いアルコールをガンガン勧め、しまいにゃ帰りの車の中(代行を呼んだので2人とも後部座席)で手を握ってくるというカオス。
な、なんなんだ...!金持ってる男はそこまで地位を築き上げた自信から来る大人の男の余裕がそうさせるんでしょうか。女性の扱いも慣れててなにかとスマートだったし、ありゃ相当食ってるなと思いました。
で、私はというと手を握られながら「その内この人とシちゃうんだろうなぁ。タイプじゃないし気持ち悪いけど、ここまでされたらその後の事を誘われても断れないなぁ。フリンかぁ...」とか思ってしまいました。
タイプでもなんでもないのに雰囲気に流されて覚悟を決めちゃうという。あまり男性にチヤホヤされた経験がない、自己評価が低い女性に有りがちな思考です。都合のいい女まっしぐら!かと思いきや...
結局その日は手を握る以外何事もなく送り届けられ、その後一切連絡は無く、実はなんと奥さんも知ってる人だったため結婚式にも出席したりと。いつの間にか人間関係が終わったのでした。ポカーン...
ニヤニヤしながら手を握られただけで、キスもされてないし抱きしめられてもいない。きっとこれが彼にとっての通常業務で、なんてことの無い事なのでしょう...。共通の友人が多かったけどみんなにしてたのかな?気になるけど誰にも言ってない、言えやしないよ...
この一件で、お金と女性の扱いがうまければイケメンじゃなくてもモテるんだって身を持って知りました。
ホ○エモンさんとか「秒で億稼ぐ人」とかに群がる女性達の気持ちが少し分かった気がします。
私は体もサイフも傷ついてないし、貴重な社会勉強になりました。男ってわからん。